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卒業生のインタビュー

Interview

卒業生のインタビュー

大阪に本社を置く、恩地食品株式会社 代表取締役社長 恩地宏昌さん

このページは、日本のランドマークワールドワイド卒業生が、プログラム参加により、自分の人生に数々の飛躍的な成果や、社会で活躍している情報をお届けしています。

自分の人生に責任をとることの大切さを発見し、自ら選択できたことで、責任者としての立場をさらに強く取るようになりました。
恩地宏昌さん 恩地食品株式会社 代表取締役社長 2003年受講
ブレークスルーテクノロジーコースに参加をしたのはいつですか?
2003年の3月です。
その当時、私は親父の跡継ぎで常務として仕事をしていました。
ある日、私と同じように会社の二代目である親友からブレークスルーテクノロジーコースに参加をして目から鱗が5000枚落ちた(笑)と話を聞いて、もし私が参加したら、いったい何枚、目から鱗が落ちるんやろうという強い興味と、まず参加してみてからコースの価値を判断しよう、と思い参加してみました。
実際に参加をしてどうでしたか?
5000枚どころか5001枚(笑)目から鱗が落ちました。
今まで見えていなかったことが沢山見えてきた。当時私は常務で、叔父が専務でした、私にとって専務は苦手でうっとうしい存在でした、ところがコースに参加をした後専務を新しい目で見ることができ、自ら腹を割って会話ができ、今までの私を素直に謝り、今後も一緒にやっていって欲しい、サポートして欲しい、と言えました。
それによって専務が心強いパートナーになってくれました。
今までには考えられない人間関係を手に入れました。
コースに参加をして一番良かったことは?
自分の人生を自分で選択できたことですね。
今まで恩地家の長男に生まれ、後継者として育てられ、どこかで父の会社を絶対に継がなければならないと思っていましたが、コース後に自分の人生を自分で選択すること、自分の人生に責任をとることの大切さを発見し、この会社をぜひ継ごう!!と自ら選択できたことで、会社の未来、従業員さんも含め、責任者としての立場をさらに強く取るようになりました。
当時代表取締役、現会長のお父さんとの関係にはどんな影響がありましたか?
コース終了後、実は私は、高校卒業して、本当は吉本興業に入りたかったこと、それを諦めて、父親に打ち明けなかったことなど、今まで言えなかったことを父にストレートに話し、より理解し合えるようになりました。
以前は経営方針で父親とぶつかり、よく喧嘩をしていましたが、コース後社長に就任したあとは今までにない効果的な会話が出来るようになって、私に「お前が社長やねんから、お前の好きなようにしろ」と一任される場面が増え、父である会長からも信頼を得ました。そして、父が会社に出社する回数が徐々に減ってきた。
もし、ばか息子のままやったら、父親は心配のあまり毎日会社に来て、あれどうなってる?これ、こうせなあかんなど口出しをしてくると思うけど、不思議なくらい一切なくなりました。
経営者としてランドマークワールドワイドの教育はどんなところに役立っていますか?
ものすごく役立っています。
特に社員たちと一緒に何かをつくっていけるようになりました。
会社は5月決算ですけど、先日2月までの累計損益が出たんですが、3ヶ月残して昨対の売上高は、101%ですけど、経常利益が3倍になっているんです。奇跡的な利益です。もちろん従業員と喜びを分かち合って、特別賞与を出しました。みんな喜んでくれて、さらに頑張っていこうと言ってくれました。
実は、現在小麦や資材・食材など値上がりしているんやけど、その値上げをものともせず、凄い利益をだせるようになりました。その大きな理由の一つはコストダウンです。
社員一人ひとりがコストダウンを楽しんでいて意識が違うんです。今までもコストダウンはしてきましたが、今期の初めに社内でコストダウンのゲームを提案したんですよ。
ゲームですから、目標を達成したら、もちろん賞品もでます。コストダウンは苦しい、大変だ、から、ゲームの軽さ、楽しいを創作しました。そうしたら各部門から”ウチは水道代減らします”とか”残業代減らします”って言ってきてくれて始まりました。
それで半年経ったらもう達成している部門もあれば、目標から遠い部門もあるんやけど、みんなが楽しく取り組んでいるんです。結果より、みんなが楽しく生き生きと仕事に取り組んでいることに、社員に対して言葉にできないくらいの承認と感謝があり、私にとってもこの上もない喜びです。
まだどこまで達成できるかわかりませんが、今では社員だけではなく、パート、アルバイト全体が利益を出すことに取り組んでいます。
参加をして、恩地さん自身、何が違っていますか?
コース受ける前は、自分の考えや意見をいかに通すかしか考えていなかったし、それは結果的に社員のパワーを奪っていたことに気が付いた。今は本当に周りを力づけていって、そこからみんながやりたい仕事を生き生きとパワフルにやってくれることに大きな喜びがある。
自分の意見や自分のことに執着していたらそこそこの成果しか得られないが、周囲の人の大切さや周囲の人を力づけることに目を向けていると、とんでもない大きな成果が自然についてくることを発見しています。
今までも、いろいろな勉強をされてきたと思いますが、ランドマークワールドワイドの教育の特徴は何だと思いますか?
以前、吉本興業の今は亡き大物芸人さんの元マネージャーの講演会があってね。その人の講演聞いた後、その人と一緒にお茶を飲んでいたら「吉本リーダースカレッジ」っていうのがあるのを知ったんですよ。
吉本流のリーダシップが学べるって学校、興味があったので、1年間通った。
プログラムでは、芸人さんを講師に迎えたり、新喜劇研修っていうのがあって、受け答え方とか、ギャグとかこけ方を学んだ(笑)実際の会場で新喜劇もやって、自分の殻を破って行ける機会だった。
他の参加者との一体感もあったし、僕も大阪人だから笑われることに喜びがあるんですよ。とても充実していて面白かった。
あとは社長になる帝王学とか、中小企業大学校の後継者コースっていうのがあって1年間全寮制で学びました。
財務やマーケティング、経営戦略とか学びました。立命館大学院で経営学を学び、MBAも取得しました。それはそれで役にたったことも沢山あった。
でも知識ややり方だけを身につけてもそれを実際の場面ではなかなか活かすことができず、突破的な成果には結びつかなかった、ランドマークワールドワイドでは、自分は誰であるかってことを明確にして、自分の器にインパクトを与えていくんですよね。
器が拡大すると同じ行動をしていても成果が全く違ってくることがわかった。
やり方だけ学んでも引き起こせなかった突破的な成果を得たんですよ。
ソフト(器)とハード(やり方)両方の融合が今までに考えられなかった凄い成果に繋がっているんですよ。
それが、自然に手に入るのがランドマークワールドワイドの教育プログラムのおもしろい特徴ですね。
今後の目標などがあれば聞かせてください。
大阪の食文化「おうどん」を日本に、そして、世界に発信していくこと、そして、世界でおうどんの外食チェーンを展開することがビジョンです。
また、「全ての従業員が楽しく生き生きと輝いていて、この会社に勤めて良かったと誇りに思える企業にすること」が私のコミットメントなのです。
今日はありがとうございました。